お悩み相談、第五弾!
今回は「音の跳躍をうまくするには」というお悩みです。
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では早速解説していきましょう!
跳躍とは
跳躍とは、今吹いている音から離れた音に動くことです。
例えば「ドからソ」「レからシ 」などの動きは跳躍と呼びます。
音のジャンプってことだね。
跳躍に必要なこと
ソルフェージュができているか
ソルフェージュとは、音程感のことです。
しっかり頭の中で音程が取れているか。
次に吹きたい音がイメージできるか。
これがソルフェージュができているかということですです。
トランペットはイメージができていないと、音を狙うのが難しい楽器です。
まずはしっかりと音程を思い浮かべ、出したい音をイメージしてから吹くことで自分の吹きたい音を出せるようになるのです。
跳躍はとくに、しっかりと音程が取れていないと違う音が鳴ってしまう原因になってしまいます。
そっかあ。つい指さえ合わせていたら出るような気がしていたよ〜
音を狙う技術
ソルフェージュができた上で、吹きたい音を出す技術も必要です。
何度も出したことのある音は、ある程度吹き方がわかりますよね。
きちんとその音のツボを瞬時に思い出し、狙えるようにトレーニングしておくことは離れた音に跳ぶときに非常に重要です。
確かに、高さによって少し吹き方が変わるものね。
具体的な練習方法
声で歌って音感を身につける
運指や楽器に頼らず、自分で音程をとる練習には歌が一番おすすめです。
ピアノが弾けるかたはピアノで音を取りながら歌ってみると良いでしょう。
はじめは一緒に歌います。慣れてきたら弾いた音を聞いて、その後自分だけで歌ってみましょう。
はじめは綺麗に音程が取れなくても大丈夫。
音をイメージしながら歌う。これが音が取れるようになるコツです。
何度も繰り返しているうちに音程が身体に染み付いてきますよ(^^)
何度か歌ってみるうちに、次の音がイメージできるようになってきたよ。
ピアノがない方は、チューナーに音が鳴らせる機能がありますよね。(ない機種もあります;)
それで吹きたい音程を鳴らして歌ってみましょう。
- ピアノなど音のなるものを聞きつつ、一緒に歌ってみる
- 上手く音程が取れなくても、イメージして歌うクセをつけることが大事
- 何度も繰り返しているうちに必ず取れるようになる
【よく使う音程】アルペジオ
実際によく使う音程は、基礎練習で練習してみましょう。
アルペジオ=分散和音はよく取り入れられる練習の一つです。
分散和音とは和音を単音で吹いていくものです。
今吹いている音から、次の音をイメージして吹くことが大切です。
実際にこの楽譜を声で歌ってから吹くのも良いでしょう。
参考動画もつけておくので、是非聴いてから音程をイメージして吹いてみてくださいね。
- よく使われる音程は、基礎に取り入れて覚える
- 歌ったり、音源を聞いたりしてイメージを掴む
- 次の音をイメージしながら演奏する
【よく使う音程】3度音程
3度離れた音程に跳ぶ練習です。
3度の音程は曲でもよく使われるため、基礎練習に取り入れておくと役立ちます。
こちらも先程のアルペジオと同じく、音程が取れているかが重要です。
声でうたったり、参考動画を聴いてイメージを作ってみましょう。
曲でできない部分は取り出して練習しよう
実際に跳躍が難しい場面の練習方法です。
曲の練習ポイントは、苦手な部分を抜き出すことです。
例えば「ドからシ 」にあがる跳躍が出てきたとします。
その場合、まずはそのドからシにあがる練習だけをしましょう。
音程の幅を覚えたり、吹き方を覚えたりするのがポイントです。
繰り返し練習して、できるようになってきたら少し前から繋げる練習をします。
苦手な部分だけをゆっくり整理するつもりで練習すると、出来るイメージがついて吹けるようになりますよ。
そこだけ集中練習をするってことだね!
まとめ
いかがでしたか?
跳躍のポイントはいかに音程をイメージできるかです。
まずは、何度も歌ったりして良い音感を身につけていきましょう!
それでは!
僕も今日から、歌ってみようっと!
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