お悩み相談、第三弾!
今回は「息をより続かせるには」というお悩みです。
過去のお悩み相談は「お悩み相談」と検索↓するか、お悩み相談タグから飛べます(^^)
では早速解説していきましょう!
息が続かない原因を考えてみよう
息が続かない、息がしんどいなと思うとき、何故そうなるのでしょうか。
その原因を考えてみましょう。
吸っている量が少ない
そもそも吸う量が少ないと、すぐに無くなってしまいますね。
深呼吸などをして、普段から自分の吸える息の量を把握しておくことが大事だと思っています。
確かに吸えてないと使える量も限られるもんね。
使う息が多すぎる
沢山の息を使いすぎて苦しくなるパターン。
息の量は多ければ良いというものではありません。量よりも流れを意識することが大切です。
力んでしまっていると唇の柔軟性が少なくなり、力で吹き込んで鳴らしてしまうこともあります。
唇を柔らかくし、少ない息でも反応できるような柔軟さが必要です。
効率良く使えるのが一番良いわね
息が余って苦しい
逆に息が残っていて苦しくなるパターン。
アパチュア(=息の通り道)が狭かったりして息があまり吐けないと、息が体に残って苦しくなります。
息が残ってるのに苦しいってどういうこと?って思いましたか?
呼吸を止めて数秒経つと息苦しくなってきますよね。これと同じことが起こっているのです。
なので、息がスムーズに外に出ていけるようにすることが必要です。
息が残っていて苦しいなんて、びっくりだなあ
改善策は?
ではそれぞれの改善策を考えてみましょう。
自分の吸える量を把握する
そもそも自分がそれだけ息を吸えるのか知っておくために、深呼吸をしてみましょう。
ゆっくり鼻から吸って口から吐いてみましょう。できればラジオ体操の深呼吸のように、腕など上半身も使いながら行うとよりスムーズな呼吸を実感できると思います。
時間をとってゆっくり行ってみましょう。
そして楽器を吹く際に「沢山吸わなくては!」と思いすぎると、力が入ってしまい逆効果になることも。
ゆったり深呼吸のリラックスした状態でどれだけ吸えるのかを知っておきましょう。
深呼吸を意識するといっぱい空気が吸える気がするわ
- 鼻から吸って口から吐くのをゆっくり行う
- 時間をとってゆったりと行う
- ラジオ体操の深呼吸のように、腕などの上半身も伸ばしながら行うのがおすすめ
唇の柔軟性を高める
力任せ、パワーで吹き込んでしまうことのないように、少しの息でも柔軟に対応できる唇を目指しましょう。
こちらの記事に唇を柔軟にする練習を載せています。
良ければ参考にしてみてください(^^)
この練習はぼくもおすすめだよ
息の流れをよくする
アパチュアが狭く息が通りにくい方は、まずどんな息の流れが理想なのかを覚えましょう。
私のレッスンでもよく使っていますが、ストローを加えて息を吐く練習をします。
私が選んでいるストローの太さは、直径4ミリほどのものです。100円ショップで180本入りで売っていました。
それを軽くくわえて吹く。決して吹き込まないように。
息を吐きすぎると、抵抗を感じて胸のあたりが苦しくなるはずです。そこまで吹かないように注意しましょう。
ストローを外しても同じ流れの息が吐けるようになればOKです。
何度も繰り返して感覚を覚えましょう。
息がまとまって流れていく感覚を覚えたいね
あとは練習専用の器具にフロースティックというものもあります。
こちらは私も購入しましたが、かなり良いと感じました。
くわえる部分は程よい力加減を再現することができ、アンブシュアの力加減調整にも役立ちそうです。
上のネジで空気の通る量を調整でき、実際に楽器に挿しても利用できます。
より演奏時に近い状態で息の練習ができるところが大きなポイントですね。
ちなみに上についてるネジは何色かあり、自分好みのものを選べました(^^)
私も買ったの♪
- 理想の息の流れを覚える
- 決して力づくで吹き込まないように
- 息専用の練習器具「フロースティック」を使えばより効果的に練習できる
まとめ
いかがでしたか?
息はトランペット演奏にとって非常に大切な役割を果たします。
いかに効率良く使えるかは、永遠の課題のような気がします。
自分の状態を見極めつつ、自分にあったトレーニングができるように頑張りましょう!
初心者の皆さんを応援しています(^^)
ぼくも一緒に頑張るよ♪
レッスンや演奏依頼はホームページから→https://www.tpkumagai.com
よければポチッとしてください(^^)↓
にほんブログ村
コメント