お悩み相談、第8弾!
今回は「音に力がこもって押してしまう」というお悩みです。
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では早速解説していきましょう!
力むと押して吹いてしまいやすい
身体が力んでいる状態ですと、息がスムーズに流れていきません。
息がスムーズに流れていない状態こそが、押して吹いてしまっている状態と言えます。
唇の息が出る部分(=アパチュア)が狭くても息の流れが滞りやすくなります。
ですので、息の流れを意識してあげることが大切だと考えます。
そっかあ、息の流れはどんな時も大切だね。
それでは具体的な練習方法をご紹介していきます。
ストローで息の流れを確認しよう
これは実際にレッスンでもよく行う方法です。
細めのストローを用意しましょう。こちらは直径4ミリほどです。
これをくわえて軽く吹いてみましょう。決して思い切り吹き込んではいけません。
ストローをくわえて息を吐いているとき、自然と息がまとまって細く長く続く感覚を養うことができます。
次にストローをくわえて息を吐きつつ、途中でストローを口から離してください。
その状態でも、ストローをくわえていた時と同じような感覚で息が吐けるかどうかをチェックします。
唇を閉じる力が強いと、ストローを離したときに唇が閉じられてしまい息が出なくなります。
同じ強さで吐き続けられる閉じ具合を見つけられるように頑張ってみましょう。
程よい加減を見つけるところが重要ね♪
息の流れの練習ができる専用アイテムもある
ストローでも代わりになるのですが、より本格的に練習したい!という方にはこちらの「フロースティック」がおすすめです。
息の流れの練習に特化した練習器具です。
ご自身の楽器に装着することができ、より本来の演奏に近いスタイルで息の練習ができるところがおすすめのポイントです。
上のネジを回せば空気の量を調節することもでき、色々な量で息を流す練習ができます。
ストラップ付きなので、首から下げておくこともできるのでいつでもどこでも手軽に練習できますね(^^)
アンブシュアの力加減も程よさがわかりやすいね
良い音を知っておく
このお悩みを持つ方は、ご自身の音色に関しても悩んでいる方も多いように思います。
普段から「こんな音が出したい!」「こんな音色を目指そう!」という明確な目標や理想を持つようにしましょう。
そのためにはたくさんの演奏を聞くことが大事です。
音色は一人として同じことはあり得ません。
一流プレイヤーはみんな個性があり、みんな素晴らしいのです。
ですので、ご自身の好みや憧れで目指す音を探しましょう。
その憧れの音をイメージしながら音を出す練習をするようにすると、少しづつ近づいていけると信じています。
私も中学生の頃、顧問の先生に教えていただいた「モーリス・アンドレ」の演奏が衝撃で、どうにかこんな繊細で美しい音が出せないものかと、真似しようとしていました。
理想を求めて練習するのは楽しいですし、前向きな気持ちになれます。
是非みなさんも理想の音を見つけて、イメージしながら音を出す練習をしてみてくださいね!
真似しようとしていると似てくるものなのかなあ♪
まとめ
いかがでしたか?
理想の音色を持ちつつ、リラックスして息を流していく。
これがポイントです。
意識して練習すれば必ずできるようになりますよ。
是非やってみてください!
もっとできることを増やしていきたいわ♪
それでは!
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