お悩み相談、第9弾!
今回は「音形はどうやって整えるの?」というお悩みです。
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では早速解説していきましょう!
どんな音形にしたいのかイメージする
例えば、スタッカートの吹き方は学生さんからよく相談を受けますが、曲や使われる場面によって音の表情は変わってきます。
そうです、音形は曲のジャンルや場面などによって様々な形があります。
実際にどんな音形で演奏したいのか、自分でイメージできることがとても大事です。
先ほどのスタッカートの例ですと、「軽く跳ねる」「硬く短く」など表現できる言葉はたくさんあります。
これを言葉でなく、具体的な音でイメージできるようにしましょう。
参考音源を聴いてみたり、色々な演奏を聴く中でこの吹き方が合うのでは?と試してみたり。
自分の中の音形の引き出しを増やしていくことが音形を整えるための第一歩です。
いろんな人の演奏を聴いてみよう!
イメージを形にする練習
自分の理想がイメージできるようになってきたら、次は形にしていく作業です。
ここからはそのステップを解説していきます。
歌で表現できるように練習する
まずはイメージを頭で描きながら、声で歌って練習をしてみましょう。
音の形やニュアンスは息の使い方で変わってくるのですが、歌はダイレクトに息を使うのでわかりやすいのです。
音の勢いや強さ、軽く、重く…などイメージに近づけるように歌います。
できるだけ恥ずかしさを捨てて思いっきり頑張ってみましょう。
恥ずかしくてほどほどの表現になってしまうと、楽器でも表現できません。
少しずつ慣れてくるはずですので、頑張って!
タンッ、タタンッ♪
息だけで音形の練習をする
では先ほど声で歌ってみたのを活かして、今度は息だけで練習します。
「トゥー」の発音で先ほどと同じように息で練習してみましょう。
息だけになると、より大げさに表現するつもりでないと違いが出ないと思います。思いっきりがポイントです。
そして自分で自分の息の音をよく聴いて練習すること。
理想の音形の息遣いと比べてどうだろう?と常に研究するつもりでやってみましょう!
トゥン、トゥトゥン♪
実際に楽器で吹いてみる
歌と息で練習をした後は実際に楽器を吹いてみましょう。
先ほど練習したような息遣いで吹けることを一番にやってみます。
表現ができればできるほど、今までの吹き方と違う違和感があるかもしれません。
音によっては吹きづらいこともあるかもしれませんが、まずは音形に特化した練習だと割り切ってやってみましょう。
これも自分の音をしっかり聴いて、理想の音形に近づいているかをチェックできるといいですね。
理想に近づけるまで、何度も繰り返し練習だね!
まとめ
いかがでしたか?
音形を整えていくには、しっかりとイメージができることが一番大事です。
その上で、イメージ通り歌ったり、息を出したりできれば理想の音形を出すことができるようになりますよ!
是非頑張ってみてくださいね(^^)
日頃からいろんな演奏を聴いて勉強だね♪
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