お悩み相談、第10弾!
今回は「p(ピアノ)を綺麗に吹くには」というお悩みです。
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では早速解説していきましょう!
p(ピアノ)とは
p(ピアノ)=弱くという意味の記号ですね。
pp(ピアニッシモ)やmp(メゾピアノ)など段階があります。
実は意味の通り、弱く吹いてしまうだけだと上手くピアノが演奏できないことが多いです。
かすれたり、音が途切れたり、音色が固くなってしまったり…様々な悩みを沢山聞いてきました。
そんなあなたに、具体的な改善法をお伝えします。
なぜ弱く吹くとダメなの?
もちろんフォルテに比べると弱く吹くことは間違いないのですが、悩んでいる方は弱く吹きすぎていることがとても多く、それこそがピアノが安定しにくくなる原因だと思っています。
例えばフォルテの息の量を10とすると、ピアノの息の量は5くらい。(例えばの数値です)
というように、弱くというのは息の量が減るということです。
息の量は減りますが、息の流れはフォルテのように保ったままにしておくことがとても大切なポイントです。
この息の流れまでもが弱くなってしまうと、音がかすれたり安定感のないピアノになってしまいます。
抑えて小さく吹くのも見直そう
小さくするために抑えて…というのも是非、この機会に見直しましょう。
小さく抑えて吹こうと思ったとき、どうなりますか?想像してみてください。
少し消極的になり、首や胸のあたりが力んでしまう方が多いのではないかと思います。
実際にレッスンでも小さく吹こうとして、縮こまってしまっている方はとても多いです。
まずはピアノでも縮こまらないこと!意識してみましょう。
縮こまると息の流れは豊かにできません。ゆったりした息を流せるようにイメージしましょう。
上手くいった時は、きっと思っているより息は出している状態になると思います。
縮こまらずに優しく吹いてあげようね!
ロングトーンで練習を
実際に練習の方法を説明します。
まずは吹きやすい音量、音でロングトーンをしてみましょう。
その時の音色、息の入り方、身体の状態などなんとなく覚えておいてください。
覚えられたら、もう一度息を吸ってロングトーンをしてみます。
このとき、息の流れを意識しながら少しずつ息の量を減らしていってみましょう。
上手くいけば、音色を保ったまま小さな音で演奏できるはずです。
ポイントは、吹きやすい音量で吹いたときと大きく吹き心地や音色が変わっていないかということ。
吹きやすい音量は自然と自分の中で良い音がなるところでもあると思います。
その良い音のまま小さくできれば、良い状態で演奏できていると言えるでしょう。
自分の音と向き合う時間が必要だね♪
こういった練習は、今までの自分の癖がでやすいものです。
すぐにできなくても大丈夫!
何度も繰り返しチャレンジしてみてください!
気をつけながら練習すれば必ずできるようになりますよ(^^)
チャレンジすることが大切ね♪
ちなみにこちらの記事もピアノでの演奏に役立つと思いますので、良ければ読んでみてください。
まとめ
いかがでしたか?
p(ピアノ)は小さく、弱く抑えて…と思いすぎないことが大切です。
小さい音でも良い音が出ているかな?としっかり自分の音と向き合って練習してみましょう!
応援しています!
一緒に頑張ろうね♪
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