グリスって塗るタイミングや塗り方がわからないよ
と思っている方いませんか?
グリスは抜き差し管に塗るもので、オイルほど頻度は高くありませんがしっかりとメンテナンスしておきたい部分です。
しばらく放置していると固着しやすい部分でもあり、定期的に気をかけておくのをオススメします。
グリスを塗るタイミングがわからない方や、グリスの塗り方がわからない方は是非、見てくださいね(^^)
また、お手入れ用品には何を揃えれば良いかわからない方は、こちらの記事を参考にして下さい。
バルブオイルのさし方はこちら!
スライドグリス(=主管、第二抜き差し管)の塗り方
まずはスライドグリスです。
このグリスは主管と第二抜き差し管に塗ります。
主管と第二抜き差し管の位置は↓
ここです。
①まずはこの二つの管を抜く
②残っている古いグリスを拭き取る
ジッポーオイルがあれば汚れが落ちやすくなります。なければガーゼでそのまま拭き取りましょう。
③管内を掃除する
主管の先、ピストンの手前にあたる部分(写真の赤い丸の部分)には残ったグリスや汚れがたまりやすいので掃除します。
クリーニングロッドの先にガーゼを巻きつけて擦りとります。
④グリスをたっぷりと塗る
管の端にグリスを一周ぐるりと塗ります。
私が今回使用したのはジェルタイプのグリス(Hetman Slide Gel7)です。
指で塗る固形のタイプやスティック状のタイプがあり、それぞれ伸びや硬さが違うので、満遍なく伸びる量を塗りましょう。
私の使用したことのあるおすすめグリスは下にリンクをつけておきます(^^)
チューニングスライドグリス(=第一、第三抜き差し管)の塗り方
次はチューニングスライドオイルです。
第一、第三抜き差し管に塗ります。↓
左手で持つ部分と覚えていれば分かりやすいですよ。
塗り方は先ほどのスライドグリスと同じです。
ここは手順③の管内の掃除は省いて構いません。
動画で手順を見る!
お手入れのタイミング
ほぼ毎日演奏していると、1週間程度でグリスが切れてきたなと感じます。
1週間、最低でも2週間に一度は動きが悪くないかチェックしましょう。
塗りたての感触を覚えておいて、少しでもカサついてきたなと感じたら塗り直してあげるのが良いでしょう。
大事に綺麗に使ってあげたいわね
まとめ
いかがでしたか?
オイルと違って頻度が高くないため、つい見逃してしまいがちな抜き差し管のお手入れ。
お手入れしたては楽器の状態も良く、音色や吹奏感にも違いが出ます。
この際、是非期間を決めてお手入れをしてみてください!
それでは!
楽器のお手入れをしている時間も楽しいよね♪
参考記事↓
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