ねえねえ、トランペットのお手入れってどのくらいの頻度でやるの?
いつも「そういえばいつお手入れしたっけ?」ってなるの。
ということで、今回はトランペットのお手入れ頻度についてのお話をしていきたいと思います。
ピストン(バルブオイル)
ピストンの部分にさすバルブオイルは、楽器練習前に毎回さすようにしましょう。
楽器演奏に大きく関わる部分であり、スムーズな動きには欠かせないからです。
動きだけでなく音色の響きにも違いが出るので、しっかりたっぷりさしてあげましょう。
演奏後にもさしてあげると良いんだよね。
そうです。
演奏後にもさしてあげると、水分を弾いてピストンの劣化を防げると楽器屋さんに教わりました。
是非やってみてください(^^)
抜き差し管(スライドグリス、チューニングスライドグリス)
抜き差し管は全部で4箇所あります。
特に演奏時に使うことの多い、主管、第一抜き差し管、第三抜き差し管は気がついたらカサカサしてきます。
使用頻度にもよるのですが、カサカサして動きが悪くなってきたら塗るようにしましょう。
ほぼ毎日吹いていて、1週間ほど経てば動きが悪くなってくるなと感じます。
週に数回練習される方は、2週間ごとぐらいで塗りなおしてあげると良い状態を保てると思います。
動きが悪いまま放置すると、管が動かなくなったりするのよね。
マウスピース、主管(スワブ)
毎回の演奏後はスワブを通します。
マウスピースと、主管のみで大丈夫です。
管内の水分をとっておくことは楽器の劣化を防ぐために効果があります。
また、毎回スワブを通すことにより大体の汚れも一緒に取れるので、大きな汚れがつきにくいというメリットもあります。
慣れないうちは少し手間だと感じるかもしれませんが、慣れると5分もかかりません。
演奏後の習慣にしましょう(^^)
楽器が綺麗に保てるなら、手間でも頑張るよ!
表面を磨く
毎回の演奏後は、指紋などの汚れをクロスで拭き取りましょう。
手汗や指紋は放っておくと、メッキやラッカーの変色につながります。
見た目を綺麗に保っておくことはモチベーションにも影響しますよね。
しっかり磨いてあげましょう!
毎日ピカピカを目指してお手入れするわ♪
水洗い
実はトランペットは丸ごと水洗いできる楽器です。
楽器の使用頻度にもよりますが、2ヶ月に一度、長くても半年に一度くらいは洗えると良いと思います。
毎回スワブを通せていればそこまでの汚れはつきませんが、管のつなぎ目や曲がった部分など細かい汚れがついてしまいます。
汚れがたまると知らずの内に音のツボが変わってしまい、楽器本来の響きが失われるので、是非定期的にお手入れをしてあげてください(^^)
丸洗いの方法は、こちらの記事を参考にしてみてください。
メンテナンス
可能であれば、一年に一度は楽器屋さんでメンテナンスをしてもらうと安心です。
古くなったウォーターキーのバネやコルク、ピストン部のフェルトなど消耗品の交換もしてもらえますよ。
といっても私も学生時代は全く診てもらっていませんでしたが…楽器のプロにメンテナンスをしていただくと、楽器の鳴りが変わります!
ピストンの動きも軽くなり、自分では取りきれない汚れがあるんだなあと実感しました。
そんなの聞くと僕の楽器も見て欲しくなっちゃうなあ〜
まとめ
いかがでしたか?
ざっとまとめると
《演奏前》オイルをさす
《演奏後》スワブを通す、表面を磨く、オイルをさす
《週2回程度》グリスを塗る
《2ヶ月に1度》水で丸洗いをする
《1年に1度》メンテナンスに出す
是非定期的なお手入れをして大切に使っておげましょう(^^)
お手入れに必要な道具を揃えたい方はこちらの記事を参考にしてください。
それでは(^^)
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